35歳を過ぎても過去に捉われ過ぎて前に進めない男の全て


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僕は35歳を過ぎた今も、過去の恋愛に捉われていて、前に進めない。僕が捉われている相手は、もうすでに結婚しているというのに。そして、遠く離れていて今は何をしているのかさえよく分からないというのに。


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過剰に相手を好きになる


僕には、昔から相手を過剰に好きになってしまう癖があった。小学生のころ、林間学校の夜の告白の時間、自分はさえないグループの中で、もってきたマンガを読みながらウトウトしていた時、奇跡的に僕のことを好きだと言ってくれた女子が、クラスの中のモテる男女のグループの中にいた。


その話をあとから聞かされた僕は、その後の小学校、中学校人生を、彼女のことを考えることだけに費やしたと言っても過言ではない。彼女が僕のことを好きだと言ってくれたという事実は、モテない僕にとっては一生の中でかけがえのない大切な宝物だったのだ。


中学3年生の時、彼女は遠くの街に引っ越してしまった。告白する勇気など当然なく、僕の初恋はそこで終わったかのように見えた。でも、僕の心の炎は消えることはなかった。高校3年間、僕はずっと彼女のことを考え、彼女にいつか会って話をすることを目標に大学への受験勉強に打ち込んだ。そして東京の大学に進学した時、僕は思い切って彼女の街へ行き、彼女と会って話すことにした。


今と違って個人情報がうるさくなかったので、名簿から簡単に電話番号が分かったのだ。港の見える遊園地でデートして、僕は思い切って彼女にずっと好きだったことを告白した。そして、彼女からは、付き合っている人がいることと、自分のことを小学生のときに好きだと言った記憶がないことを告げられた。


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僕は帰りの電車で泣いた。中央線、みんなが僕のことを見ている。でも不思議とそれを現実だと感じることができないほど、その失恋は僕には大きな喪失感を与えた。


彼女に告白した


そんな僕の心の隙間に入り込んできたのが彼女だ。彼女は同い年、同じサークルに入ったことがきっかけで仲良くなった。それまで女子と話をすることなどほとんどなかったので、親しく話をするだけで、僕が恋に落ちるのに時間はかからなかった。1年生の夏、サークル最初の夏合宿の最終日、僕は彼女に告白した。彼女からは答えは得られなかった。好きとも嫌いとも言ってくれなかった。


ただ、困った顔でうつむいて、最期に泣きそうな顔で笑顔をくれた。帰りのバスの中、彼女は明らかに僕のことを避けていた。あれほど親しく話してくれていた関係が嘘のようになってしまい、僕は告白したことをとても後悔した。それからほどなくして、彼女はサークルにも顔を出さなくなってしまった。


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彼女がいなくなったサークルは在籍するメンバーの減少で、存続の危機に陥ってしまった。そのため、僕は部長としてサークルの立て直しで必死だった。2年生になり、新人歓迎で少ないメンバーを迎え、なんとか形にするのが精いっぱいの日々、そんなある日、彼女から電話がかかってきた。サークルに久しぶりに顔を出したいのだけど、いいだろうかという話だった。


そんなこと、僕の許可を取る必要などないと言ったが、彼女は僕がサークルの立て直しに全力で取り組んでいることを知っていたので、僕の顔を立ててくれたのだそうだ。それが嬉しくて、僕はまた彼女と少しずつ話をするようになった。そして迎えた彼女の誕生日、僕は思い切って彼女をデートに誘ってみた。彼女は初め、ためらっていたが、最後には承諾してくれて、一緒に遊園地で一日を過ごした。


その時のことは昨日のことのように覚えている。帰りの電車で寝たふりをして、彼女の肩に寄り掛かった時、彼女は嫌がらずに僕の頭を支えてくれた。それが僕には一生忘れることのできない感覚として残っている。彼女に買った誕生日プレゼントのイヤリングを後日してきてくれたとき、僕はそれを彼女のOKだと思った。


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交際を断られて


しかし、思いがけない電話が深夜にかかってきた。それは、彼女が正式に僕とは付き合うことができないという返事をするものだった。僕の他にも彼女のことを好きな男子がいて、ずっと彼女のことを待ってくれている彼の気持ちを考えると僕とは付き合えないということだった。


それからもう、15年の月日がたっている。彼女とは、年賀状でずっとやりとりをしている。そして、5年ほど前に彼女が以前僕を振った時に付き合い始めた彼と結婚したことを知った。それでも僕は、彼女との年賀状のやり取りをやめることができない。いつか彼女が旧姓にもどったら、もう一度彼女と親しく話ができるのではないだろうか、そんな期待を今も拭い去ることができない。


まとめ


僕はもともと積極的な人間ではないが、それ以上に彼女が僕の中でずっと生き続けていて、その後、誰とも付き合っていない。いつか、深夜に彼女から突然電話がくるのではないかと思っている。今度は別れ話をするためにではなく、二人でこれからの話をするために。そんな、あてのない思いに捉われている僕は、これからも前に進むことができない。


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