東芝株購入で預金残高アップ?臨時収入のためのを株価の動きを伝授


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2017年3月2日、東芝の株価が急上昇した。午前中には一時だが。前日比4,5%高い221円を付けた。この背景には1日台湾の鴻海(ホンハイ)精密工場の董事長(とうじちょう、監督なされる方)、郭台銘(テリー・ゴウ)氏が東芝半導体モリーについて「我々は東芝の経営を助け、資金をつぎ込むことができる」と買収に強い意欲を示したことが市場で好感を持たれた格好になる。郭氏の発言で東芝の株価は上向きになる「鴻海ラリー」が始まるのかと言われてはや3ヶ月…




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はったりではなかった!?


郭氏は1日、中国の液晶パネル工場の起工式で記者から「東芝半導体事業を買収するのか」と尋ねられると、ためらうことなく、こう公言されました。


『私は本気だ』「我々は東芝を非常に長い間、研究しており、自信と誠意を持っている」「(買収傘下におさめた)シャープでは財務問題に取り組んだ経験を東芝でも生かせる」出資額などの具体的な言及は避けましたが、郭氏の発言が市場に伝わると、東芝の株価は2日の取引開始直後から急騰しました。


東芝株は昨年末に原発事業の巨額損失計上が騒がれて以降、値動きが荒い展開が続いてきました。2月14日、予定していた決算発表を急きょ延期したことを受け、大幅に下落し、2月17日には、一時178円と昨年3月以降約11ヶ月ぶりの安値に沈みました。足元の株価は、徐々に回復しつつありましたが、そこの郭氏の発言が加わり、株価がさらに上昇しました。


鴻海にとって、「シャープの液晶」に続き「東芝のメモリー」を手中に収めれば、2つの有力デバイスを通じてIT(技術情報)ビジネスに大きな影響も持てます。巨額投資が必要な事業を2つ抱えるリスクは大きいですが、「脱・組み立て屋」を目指す郭氏の目標に沿った戦略と言えます。この先、ライバル視する韓国サムスン電子の姿を見ているのではないでしょうか。


救世主登場!?


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一方東芝からはどう映っているのでしょうか。郭氏の発言で株価は上昇しましたが、これから先、曲折がありながらも株価がじわじわ上がっていく「ラリー」の状態に入るとは限りません。


そもそも、鴻海はメモリー事業の買い手候補にすぎません。鴻海の登場で売値がどんどん高くなり、メモリー事業の売却を首尾よく終えられたとしても、東芝再建にめどがたったわけではありません。東芝の経営問題はシャープとは段違いに複雑なのです。


モリー事業の売却で財務体質は改善できたにせよ、その後どの事業を柱に据えるのか、残る原発ビジネスには国策が関わり、自主的な判断がどれだけできるのか分からない状況をどう乗り切るのか。


鴻海は昨年、経営再建中のシャープを傘下に収めることを決定しその際、「負の遺産」を一掃するために巨額の一時損失を計上しました。シャープは債務超過に陥ったことなどから昨年夏に東証1部から2部に指定替えになったが、すでに東証1部への早期復帰を視野に経営革新を進めてみえます。


鴻海が触手を伸ばしたのは、半導体事業であって先行きが見えない原発事業が残る本体ではありません。会社が丸ごと買収されたシャープとは違い、東芝再建の舞台に鴻海が登場したことに株式市場が一喜一憂したとしても、東芝とシャープは別の道をたどります。


また株価は通常、いったん下落し始めると、底を打つまで下落を続けます。株価チャートを見る限り、東芝の株は底を打ったと判断するにはまだ早いです。さらに株価が下落するおそれもあるうえ、上場廃止の可能性も指摘されます。


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「落ちてくるナイフはつかむな」とは!?


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相場格言に「落ちてくるナイフはつかむな」というものがあります。落ちてくるナイフをつかむと、うまく柄をつかめずケガをする恐れがあることに例えたもので、株価が急落している時に急いで株を買うとどんどん値下がりして大損するおそれがあるから、株価が底を打ってから株を買っても遅くはない、という意味です。


損失が発生した場合の対処法


例えば、250円で買った株が150円まで値下がりした場合、150円でナンピンを行えば(ナンピンとは、株式など相場の売買手法の一つ。買い建てた後に価格が下落した場合、下値で買い増しすることで、1株あたりの買い値(平均取得価格)を下げる手法です。平均取得価格が低くなることで、その後の 上げ幅が少なくても、利益が出ます。±0・軽微な損失で処分する等が可能となります)


(250円+150円)÷2株=200円となり、1株の購入単価が200円になります。200円より株価が上昇すれば、売却できるようになります。


ただし、ナンピンは慎重に行わなければなりません。底を打ったと思ってナンピンしたのに株価がさらに下落することはよくあります。ナンピンのつもりが更なる損失の拡大につながる恐れがあるのです。


株価が大幅に安くなるとお得に思え、「買っておかないと損」という気になるかもしれません。しかし、株価がいつ、いくらで下げ止まるかは誰にもわかりません。
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