「再建か?倒産か?東芝の今・・・」再編やリストラ後の状況


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事の始まりは「不正会計」。


2015年5月に不正会計が発覚した大手電機メーカーの東芝。株価がどんどん下がり、2017年5月現在の株価は243円と半値以下になっています。


生活家電をはじめとして、売り上げの半数以上を半導体原発の開発販売を海外企業にしている東芝ですが、2015年の不正会計が表面化したことで国内をはじめ海外の投資家から信用を失ったと言われています。


また、現在、テレビ事業は自社生産を撤退し、インドネシアの工場、家電の開発の拠点として名の知れた東京都青梅市にある青梅事業所を閉鎖をし、売却する方針を立てており、生活家電についてはパソコン事業については他社と統合する方向で検討に入っていると言われています。


さらに大幅なリストラ策を計画しており、家電・本社で早期退職の募集を行っており、2015年で16000人削減を目指していました。
2016年はさらに5300人のリストラ策を打ち出しています。


早期退職に関しては40歳以上でかつ勤続年数10年以上の社員が対象で2016年3月末で退職で、退職金のほか特別退職金を上乗せし、希望者には再就職の支援を行っているそうです。



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現在(2017年)の東芝は??


2016年12月27日、東芝にとって倒産してもおかしくない事件が起きました。アメリカでの原発ビジネスで数千億円規模の損失が発生することを発表したからです。


巨額減損の原因なったのは東芝が買収した海外企業の原発4基の土木建設工事を請け負っていた企業に資産査定に問題があり、数千億円に上る損失がでると報じられたからです。


また、2016年9月の段階で、営業赤字は7087億円という金額を出した東芝の株主資本は3632億円で、もし、この海外企業の損失が東芝の経営に響いてくると、いよいよ債務超過になり、上場廃止または父さんへのシナリオが見えてくる可能性が出てきました。


買収した海外企業の経営が思わしくないため、その重荷を東芝が背負う形になったと言えるでしょう。


2017年になってからは監査法人会計法人を変更して決算を行うことで検討に入っているそうで、調整中であると伝えられてるが、それでも第3四半期の決算が発表できなかったら、またメディアから「今度こそ倒産か!?」と叩かれる可能性も出てきました。


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福島の原発事故で世界が慎重になりはじめた!


東日本大震災で福島の原発事故が起きてから、世界中の原発のある国が安全基準の厳格化でどんどん原発ビジネスから撤退している中、まだこの原発ビジネスに依存し続けている東芝は、2度も巨額損失を出してまで経営していく意味があるのだろうか?


現在、アメリカで30年ぶりに原発建設が行われています。そこの担当会社が、東芝の子会社で設計から建設まで担当しているのであるが、その子会社の損失がでたことで、東芝は一気に経営危機へと変貌させてしまったのです。しかも、その原発の作業員の給料や人件費などは東芝のほうで支払われているそうで、現地へ行くと、東芝が支給したという給料で、キャンピングカーやトレーラーに住んでおり、かなりいい生活が送れているようです。


しかし、福島の原発事故が起きてから、アメリカにおける原発ビジネスもいろいろと変化をして、様々な規則ができたと言います。それにより建設工事は遅れており、2008年からスタートしているが、2011年に稼働予定でいたこの原発建設は、東日本大震災の福島の原発事故のあおりを受けて、規制が変わり、まだ3割程度の工程しか進んでいないんだという。


この事業は仮に東芝とその子会社が撤収をしたとしても、工事の資金や損失を原発建設のあるアメリカでは、建設側が支払いをしなくていけないので、損失がものすごい額になると言われています。


結局、2017年1月にアメリカの子会社は破産法を申請、東芝はその損失を支払い、原発ビジネスから撤退するつもりだそうです。


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東芝は本当に倒産するのか??


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東芝の倒産はまだわからないが、大規模なリストラや工場の売却などの検討や海外でのビジネス失敗を考え、2017年の4月になり、ようやく活発に動き出した東芝が打ち出したのは、まだ、残っている原発工事からの撤退と半導体事業やインフラ事業などを子会社化することで従業員2万人を転籍されるということで動いています。


2017年の4月11日には「監査から了解の出ない決算」を出したと伝えられていますが、東京証券取引所の関係者からは冷ややかな目で見られていたとか・・・。
www.momochakei.com
2017年度末には債務超過が認められるため、東証1部から2部に転換することも視野に入れているそ
うです。また、半導体事業の子会社化が決まったそうで、綱川智社長自らが全従業員宛てにメールを送っていたこともわかり、こう述べています。「一時的に信用力が低下しても、東芝の技術を通して、社会に貢献する覚悟を示すことで、必ず信頼を取り戻せる」と。


まとめ


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最後の社長の一言は、「共に頑張ろう!」という気持ちが伝わってきて、ここまで書いてきて、このメールには私もグッとしたので、もっとグッとした東芝の関係者も多かったのではないでしょうか?決算などまだまだ片付けなければならない東芝ですが、倒産にならないように、社長のこのメールを信じて、頑張ってほしいと思います。

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