テーマ株投資。関連銘柄は連想ゲームで見極め。消費期限の速さに注意

株式投資ではテーマ株といって、あるテーマが市場で盛り上がると、関連する銘柄が次々と買われていく傾向があります。その企業に特別良いニュースが出たわけで無くても、市場の動きにつられて大きく上がる事もあります。株の動きを見る上で、テーマ株は非常に重要となります。投資初心者の方はまず、テーマ株が盛り上がるタイミングや代表的なテーマを覚えるようにしてください。


株式市場は連想ゲーム


f:id:mozzarellatan:20170429115724p:plain


株は将来の成長が見込める銘柄が買われるというのが大前提です。市場では株式の将来の成長を様々な方法で予想しています。業績好調のニュースが出れば、値上がりする事が多いですが、市場はそれに先回りして成長が見込める銘柄を探します。とあるニュースが出た時、それに関連する銘柄が、まるで連想ゲームのように次々と買われていく事があります。これがテーマ株と呼ばれる株の買われ方です。


例えば、戦争が起こりそうであるというニュースが出たとします。すると、防衛省へ機器を納入している企業や武器の部品を製造している企業の株が次々と買われます。実際に戦争が起きたわけでもなく、それらの企業に特需が発生したわけでもありませんが、市場は先回りして連想される銘柄を購入していきます。


テーマ株の連想は次から次に派生していくケースもあります。例えば先程の戦争の例をとると、戦争が起こりそうというニュースに対し、まずは防衛関連銘柄が買われます。次に、マスクやヘルメット等、市民の安全を守るような物を作る企業も物色されていきます。このように一つのテーマに対し、連想が派生して様々な業界の銘柄が物色される事もあるのです。株の値上がりの理由を考える際に、そうした連想が背景にある可能性もあります。投資初心者の方が株を分析する際には、そうした連想による上昇も頭に入れておく必要があります。




[スポンサーリンク]



テーマ株投資が盛り上がるタイミング


f:id:mozzarellatan:20170429115749p:plain


テーマ株投資の盛り上がりは常に起こるわけではありません。そもそもテーマとなるニュースが出る事が大前提ですが、もう一つ重要な条件があります。それは、市場全体の値動きが良くないタイミングです。


市場全体が好調の場合は、テーマ株の連想をしなくとも、多くの企業の業績が楽観視され、様々な銘柄が買われます。投資家はわざわざ連想ゲームをしなくとも、買う銘柄を見つける事が出来るのです。一方、市場全体の値動きが悪い場合、投資家は株を買いたくてもなかなか良い銘柄を見つけられません。そこで、テーマ株投資が盛り上がるのです。


投資家は市場の値動きが悪い場合でも、株を買いたいと考えますが、株を買う根拠を見つける事に苦労します。そこで、あるテーマを基に連想して上がりそうな銘柄を予想していくのです。テーマ株投資が盛り上がっている状況は言い換えれば、市場の値動きがあまり良くない時であるというケースが非常に多いのです。投資初心者の方は、テーマ株が盛り上がっている時は一度冷静になり、市場全体の状況も分析するようにしてください。


それ以外に季節によって盛り上がるテーマもあります。例えば、毎年冬になると、インフルエンザの流行の予想がニュースで流れます。インフルエンザが流行りそうだと、マスクを作っているメーカーや製薬会社の株が大きく買われる傾向にあります。他にも、猛暑だと飲料メーカーの株が上がりやすくなったり、毎年3月になると高配当銘柄が上がりやすくなる等の傾向もあります。


投資初心者の方は全てのテーマを抑える事は難しいですが、自分が保有していたり、狙っている株がどういったテーマに基づいて動くのかを知っておくようにしてください。


[スポンサーリンク]



テーマ株は消費期限の早さに注意


f:id:mozzarellatan:20170429115809p:plain


テーマ株投資は消費期限が非常に短い傾向にある事に注意してください。そもそも連想ゲームで、あるニュースを基に先回りして買っていますので、実際に企業業績に繋がらないと判断されれば、株価は大きく下がります。また、一時的に盛り上がっても、短期での値上がりを背景に利益確定の売りに押されてしまい、最終的には株価が下落してしまう事もあります。


市場全体の値動きが悪い時、投資家はテーマ株を背景に市場を無理やり盛り上げ、短期の利益を取ろうと動きます。そうした動きにつられてしまい、買いが遅れると、高値掴みをしてしまう恐れもあります。


テーマ株投資は株価を大きく上げる一つの材料となります。しかし、消費期限が短い為、遅れて参入したり、過信し過ぎるのは危険です。投資初心者の方は、保有株がテーマ株として盛り上がった時は売却検討のタイミングと判断してもいいでしょう。また、盛り上がっているテーマ株に参入する時は慎重に判断するようにしてください。


まとめ


テーマ株投資は株式市場の値動きを分析する上で、一つの重要な要素となります。株式市場は連想ゲームのように動く事は頭に入れておいてください。しかし、テーマ株の盛り上がりは消費期限が短く、根拠に乏しい場合位も有ります。投資初心者の方は深追いしないように冷静に判断する事を心掛けるようにしてください。
www.momochakei.com

ブログランキング・にほんブログ村へ