読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

テクニカル分析④ 他にもある!移動平均線の活用方法<投資初心者必見>

移動平均線を活用したテクニカル分析は他にも様々あります。基本となる、ゴールデンクロスデッドクロスグランビルの法則以外の方法を説明します。投資初心者の方は一度に全てを覚えるのは難しいですが、今後活用していけるように、概要だけでも覚えておいてください。


移動平均線乖離率


株価と移動平均線の基本的な傾向として、「株価は移動平均線から大きく離れても、最終的に移動平均線に近い水準になるように動く」というものがあります。この傾向を利用し、移動平均線と株価の乖離から今後の値動きを予想する事が出来ます。前に説明したグランビルの法則でも同じ理屈が使われています。


株価と移動平均線の乖離は移動平均線乖離率という数値で表されます。これは各証券会社の取引チャート等で調べる事が出来ます。下の画像の赤丸部分が移動平均線乖離率を表しています。


f:id:mozzarellatan:20170422074252p:plain



[スポンサーリンク]



基本的には移動平均線との乖離率が上下5%を超える場合は大きな乖離とみなす事ができ、株価が移動平均線の方向へ動く可能性が高いと見る事が出来ます。更に10%を超えていると、一時的に売買の方向が偏ってしまっている事を示し、急激な揺り戻しがある可能性が高くなります。


株価と移動平均線は基本的には近い幅で動く傾向があり、移動平均線乖離率を確認し、乖離が大きくなっている場合は注意が必要です。特に投資初心者の方は、大きな値動きの相場では乖離率を確認し、株価の値動きに惑わされないようにしてください。


ボリンジャーバンド


ボリンジャーバンド移動平均線を基に、統計的に今後の株価の値動きを予測したテクニカル分析です。移動平均線を中心として、上下それぞれ3本の線を引き、今後の株価が統計的に99%以上の確率で上下最遠線以内に収まる事を表しています。言葉で説明すると非常に難しいので、次の画像を見てみてください。


f:id:mozzarellatan:20170422074323p:plain


7本の線がある内、真ん中の赤色の線が25日単純移動平均線です。そこから上下それぞれ3本の線が引いてある事が分かります。移動平均線から上下1本目の線は±1σと呼ばれます。細かい計算の仕方は省きますが、統計的に株価の値動きが今後68.27%の確率でこの範囲内に収まる事を示しています。上下2本目の線は±2σと呼ばれ、この範囲内に収まる確率は95.45%となります。そして、一番最遠の3本目の線ですが、±3σと呼ばれます。この範囲内に収まる確率は99.73%となっており、この最遠の線を超えた値動きをする可能性は極めて低い事が分かります。


株価の値動きを見る際に、どの程度の値動きの可能性があるかを見極める事が可能となります。難しい理屈は抜きにしても、それぞれの線に収まる確率さえ知っておけば、投資初心者の方にも非常に分かりやすいテクニカル分析と言えます。ボリンジャーバンドは各証券会社取引チャート等で確認する事が出来ます。


ボリンジャーバンドの注意点は、あくまでも統計学上のデータであるという点です。株価が最遠の線に収まる確率は99.73%と非常に高いですが、100%ではありません。恐慌時等、相場が大きな変動を起こす際には、株価は統計学の理屈を無視した動きをするケースもあります。参考とするにはシンプルで非常に便利な指標ですが、過信には注意してください。


[スポンサーリンク]



MACD


MACD移動平均線を少し改良した指標です。指数平滑移動平均といって、通常の単純移動平均より、最新の株価の影響を大きくするように計算した移動平均線を使います。また、MACDは2つの線を使います。まずはMACDと言い、指数平滑移動平均の短期移動平均と長期移動平均の差を表した線です。そしてもう一つはMACD単純移動平均線であるシグナルと呼ばれる線です。理屈は非常に難しいですが、特に覚える必要はありません。


重要なのは次の2つのポイントです。1つ目はMACDがシグナルをゴールデンクロスしたら買い、MACDがシグナルをデッドクロスしたら売りという単純なルールです。そして2つ目が、MACDは通常の移動平均線よりも実際の値動きに近い為、反応も早く表れる傾向があるという点です。これは指数平滑移動平均を使っている為です。


難しい理屈は置いておいて、MACDを見て売買のタイミングを逃さないように注意してください。ちなみにMACDは各証券会社の取引チャートで見る事ができ、次のように表されます。


f:id:mozzarellatan:20170422074350p:plain


下側がMACDローソク足と一緒に表示しているのが単純移動平均線です。MACDの方単純移動平均線よりもやや早い反応を示している事が分かります。売買のタイミングを逃さないようにするにはMACDもチェックする事がお勧めです。


まとめ

移動平均線を応用したテクニカル分析はいくつもあります。まずは移動平均線の基本を理解した上で、様々な分析を学んでみてください。使いやすい指標や分かりやすい指標が中にはあるはずです。全ての分析手法を一度に使いこなす事は難しいですが、しっかりと自分に合った指標を見つけ、使いこなし、売買のタイミングを逃さないように活用してください。


ブログランキング・にほんブログ村へ