「スノーデン」で学ぶ危機管理の大切さ。あなたも見張られている?!


今回は趣味の映画記事です。


彼は悪人か?それとも正義の人か?映画「スノーデン」で考える


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 スノーデンという名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、彼が具体的にどの様な人物なのか知る人は意外にも少ないのではないでしょうか。今回は、今年1月27日に劇場公開されたばかりのオリバー・ストーン監督「スノーデン」を紹介します。


 2013年、エドワード・スノーデン氏が、’’アメリカ政府は世界中の一般人の情報を収集して監視している’’というビッグニュースを暴露して話題となりました。それは私たち日本人も含まれており、個人のEメールや、個人チャットの中身も全てアメリカ政府に見られているというニュースでした。私自身もニュースでそれを知ったのですが、そこまで実は気にしていなかったというのが正直なところです。
 

 ですが、映画「スノーデン」を見ると、スノーデン氏が日本に約2年滞在していたことや、そこで行なっていた極秘プロジェクトのことを知ると、「怖い!」と正直思ってしまいます。


 またスノーデン氏の恋人のことや、どの様にしてCIA等に就職したのか、など、映画で見ると、スノーデン氏の人間像が浮かび上がってきて引きつけられます。


 オリバー・ストーン監督自身の政治信条なども映画の中に含まれていますので、スノーデンが英雄として描かれているこの映画が全て正しいと信じるのは危険なのかもしれません。ですが、勇気を持って行動したスノーデン氏という元オタクの青年のことを知るにはとてもよくできた映画で、おすすめ映画です。




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コンピュータの天才として、政府機関で活躍


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 映画の中では、スノーデン氏が米軍の特殊部隊に所属していた頃の姿から描かれています。疲労骨折の様な感じで軍隊を除隊されたスノーデン氏。その後、アメリカ政府の国家安全保障局(通称NSA)や中央情報局(通称CIA)で職員として働きます。


 彼は、元々コンピュータが好きで、相当なオタクだった様です。そのコンピューター技術の高さを政府に買われて職員として雇用されていた様です。映画の中でもありましたが、入社のプログラミングのテストで規格外の速さで試験を終え、合格していました。コンピューターのことでは、彼は天才だったのです。


 余談ですが、学歴や年齢に関係なく、能力だけを見て即その人物を国家の中枢に採用するアメリカ社会の度量の深さというか、先見の明に個人的には感心しました。(日本の会社はまだまだ年功序列のところが多いですからね。しかも、若くて超優秀だと、むしろ煙たがられる傾向がある様にも感じますが・・・。出る杭は打たれる日本です。汗。)そこがアメリカが先進的な商品やエンターテイメント作品を世界に発信し続けられる強みになっているのでしょうか。

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元CIA職員が暴いたアメリカ政府の本性とは?


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 優秀な政府職員として働くスノーデンですが、先輩上司の仕事のやり方やアメリカ政府が世界中の無関係な一般市民の個人情報を収集していることに疑問を抱き始めます。


 例えば先輩職員が、海外の裕福な銀行家を狙って飲酒運転をするように仕向け、警察に捕まえさせたところを狙ってスパイに誘う様子を間近で見たそうです。アメリカ政府の職員、悪いことしてますね!スノーデンは、アメリカ政府がテロ対策と言いながら、個人の人権を侵害していく様子を目の当たりにして、うんざりしたそうです。


 そして、2013年に、国家情報を持ち出したスノーデン氏は、香港のホテルに新聞メディアを呼び、アメリカ政府の不正を暴露します。この暴露に世界中が震撼しました。テロに関係ない世界中の市民の個人的なメールの内容やチャット、SNSなどのやりとりの全てをアメリカ政府が監視しているという事実です。スノーデン氏は、ブッシュからオバマ大統領に変われば、不当な情報収集などをやめると期待していたそうです。


ですが、やり方は特に変わらず、不満が爆発したとのことです。私たちの電話の通話記録はもちろん、SNSなどで人間関係までも全てあぶり出すことが可能だったそうです。
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 スノーデン氏の告発を受け、初めは彼をただの’’ハッカー’’呼ばわりしていたオバマ大統領。ですが、徐々に世界中の非難が集まり、情報収集をやめるよう政府機関に働きかけることになります。スノーデンの告発が役に立ったのです。


 スノーデン氏は、告発する時点で政府機関を退職するとともに、ハワイでの快適な高給取りの暮らし、ガールフレンドとの日常を捨てています。自分の安定を捨ててでも、告発しなければならないと覚悟した上での発表でした。そこまでのことをできるのは彼がやはり’’英雄’’だったのかもしれません。彼は、自分の心の声に従ったのだと映画の最後で登場し、話しています。


まとめ


 映画「スノーデン」で描かれる彼は、純粋で真面目な青年のように思えます。彼が日本の横田基地にいた時には、アメリカと日本が平和条約を破棄して不仲になった際に、日本中のあらゆるインフラを停止できるプログラムを作ったと暴露しています。ダムや、発電所、全て動かなくなれば日本中が真っ暗です。これ結構、怖い話ですね。そして日本政府の要人はどれくらいそのことを知っているのかと考えるとまた恐ろしいです。おすすめ映画です。

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